2018年01月11日(木)

DEVILMAN crybaby

忍ミュ9弾初演 生では見納めしました~忍ミュが楽しいとほんと幸せよ。
先日のゲストはやはり北村仙蔵じゃなくて普通に北村健人で、前のお席の人が「仙蔵じゃなかった…」って凹みまくってて完全に共感したけど、大丈夫大丈夫、そのうちまた見られるさ多分きっとね!

で、忍ミュ観終えたので楽しみにしてたDEVILMAN crybaby観ました。
これ全10話一気に公開だったのね、ありがたい。
もともと今作についてはどちらかというとデビルマンというより湯浅作品として楽しみにしていたのですが、どちらとしても期待以上でした。湯浅政明による現代のデビルマンとして最高すぎたと思います。ブルーレイ買う。
私は原作のシレーヌとカイムのあの名シーンが大好きなんですが、今回そこんとこ割とあっさり目だったことにも全く不満はなくて、あれで良かった。当初了のビジュアルには(いや了に限らずだけど) 誰だよ!って思いましたが、正直今回のキャラデザめっちゃ好みなのは認めざるを得ないし不動明以上に飛鳥了が主人公だった。
どんな作品にも時世のムードというか、作品が生まれたその時に付加される時代性ってものがあって、それは後に再現しようとしたところで意味の違うものにしかならないと思っているのですが、物語やテーマの普遍性なんかはまた別のところにある。70年代ファクターに彩られたデビルマンを、2018年の技術力で洗練させるなら完全に舞台を現代にすべきなのは間違いなくて、結果として今回それがすごーく良かったんですよねぇ…ベタな言い方すれば正に化学反応的な。
絵的には完全にエログロバイオレンスなので誰にでもお勧めできる作品じゃないけど、NETFLIX限定配信という理由で観ている人が少ないのならもったいないなぁ。
全10話、4時間の映画だと思って一気に観るのが良いと思う。美しいですよ。ぜひぜひ。