樋口先生の英士と潤慶の顔の描き分けが絶妙で大好きなんですけど ※ただし連載当時に限る
昔は今よりもずっと似てたのかもしれないね
中学生の従兄弟は発展途上ながらも骨格の違いが際立ってきてる感じがたまらんのですよ
(英士のしゅっとした輪郭ほんと美しくてジャスティス)
川崎ロッサのよくわからなさ(ロッサ?赤?ヴェルディなんだよね?)については
「ヴェルディの下部組織が何らかの便宜上ロッサを名乗っているという架空の設定」という
ふわっとした解釈をするしかなかったわけなので
文庫版での真っ当な修正には頭抱えたくなりました。
けれど同時に描かれたユニフォームは完全にヴェルディのそれでしたし
ヴェルディっ子としての彼らを無かったことにされたわけではない、と
引き続きふんわり受け止めています。
という前提で、トリオは小2でセレクション受けて小3で入団かなぁと思ってるんだがどうか!
完全にJリーグ発足の大フィーバーにひっぱられてる世代だし
立地的な理由以上に「入るなら絶対ヴェルディ!!」と思ったであろう彼らの意思が
とても感じられて良いなと思うのです。
潤慶もすぐにロッサに入団できる実力があったわけなので
来日前から本格的にサッカーやってたのは間違いないと思うんだけど
私は英士がサッカーを始めたのは決して潤慶の影響ではないといいなと思っています。
サッカーのおかげで大親友と出会えてさ、自分の居場所を見つけてさ、
英士にサッカーがあって本当に良かったなって思っているので
そこからして潤慶のおかげだったらあまりにもあんまりだと思うからです。
そして逆に潤慶が英士の影響でサッカーを始めたというのもまた違うよなと思っている。
日本よりも厳しい環境でサッカーに人生をかけた覚悟は誰のためでも誰のせいでもない。
なので二人はサッカーに惚れ込んだきっかけが同じ、くらいな感じがいいです。
結果として同じ道を選んだに過ぎなくて、でもそこから物語は始まったんだ。
まぁ何はともあれ韓国サッカーの中で異色といわれる潤慶のプレーが
ロッサ時代に培われたものなのは間違いないよね!